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ねじ幹(ネジカン)
ねじ幹とは、幹がねじれながら伸びて成長していく様を表わす盆栽用語として用いられていますが、盆栽の古くからのテクニックとして別の意味でも使われています。
幹が太り肌の荒れた古さを感じる盆栽に育てるまで、鉢の上では長い年月がかかります。そこで少しでも早く古木のような雰囲気に仕上げるためにネジ幹という技法が編み出されました。
針金を幹に巻いて、わざと食い込ませて成長させることで早く太り、荒れた幹を作り出します。食い込んだ幹は成長とともに木に取り込まれて一体化していきます。木によっては成長を阻害する場合もあり、おもに丈夫な黒松や五葉松で用いられる技法です。
幹に針金を食い込ませたままでも樹は元気に生き続け将来それが原因で枯れてしまうというようなこともありません。ネジ幹は盆栽の楽しさを教えてくれるひとつの技法として広く用いられています。
自然のままに育てたい場合、針金は完全に隠れてしまう前だと外すことができます。針金の端からくるくるとはがしていくと樹皮がめくれますので巻いてある針金の途中途中を針金切りでカットしてペンチややっとこで引きぬきます。
苗木の五葉松です。
針金で曲がつけられました。
しっかりと巻きつけています。
2年程で幹に食い込みはじめます。
この段階ではまだ針金を外すことができます。
太くなって来ました。4年ほど経過しています。
針金が幹に完全に隠れました。
枝もできてかなり立派になりました。
幹に荒れた感じが古さを感じさせます。
成長の過程です。左の苗木から右の木まで10年経過しています。

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