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盆栽基本の育て方
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もみじの春の状態
- もみじの春の状態
- 紅葉を楽しんだもみじは秋から冬にかけて落葉します。冬の裸木のもみじは3月頃に動き出し、この時期が植え替えの適期です。4月になると新芽が次々に開き、あかちゃんの手のような葉を茂らせます。
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- <新しい葉が生えた状態>
- 新しい葉はまだよわよわしく、ピンとはった状態ではありません。垂れ下がった状態で一見すると元気がないように見えますがこれが正常な状態です。だんだんと葉がしっかりしていきわさわさになります。
- <この時期に注意すること>
- 赤ちゃんの葉は生えたてはとても弱いので、乾燥には注意してください。一日中太陽のあたる場所に置かないほうがよいです。強すぎる太陽の光は葉を乾燥させてしまいます。午前中の朝日を3時間程度あびれば十分ですのであとは日陰で管理するか、遮光ネットなどで太陽の光を弱める等工夫をしてください。
- <葉が枯れたり、虫に食べられたら>
- 枯れた葉はむしり取って大丈夫です。次の新葉が生えてきます。植物は葉がなくなると光合成ができないので、また次の葉をはやす習性があります。これを習性を利用して紅葉をきれいな葉で楽しむ方法が「葉刈り」とよばれる作業です。詳しくは下記で説明しています。6月頃が葉刈りの適期です。枯れた葉がついた状態だと次の葉がはえにくいので、枯れたり傷んだ葉があったらお手入れ時に剪定しましょう。
- もみじの葉刈りの仕方
- <注意点>
- もみじはきつい日差しや乾燥に非常に弱いです。エアコンの室外機の風にあたると数時間で枯れてしまうほどです。置き場所によっては一日に何度も水を与えないと枯れてしまいます。置き場所には注意しましょう。
- 4月の新緑の状態は、一見すると水切れして元気がないようにも見えるのですが、乾燥して水切れしているときも同じ見かけです。非常に分かりにくいのですが、常に水で潤いを与えることを意識して、水を与えすぎだと思うほどあたえるようにしてください。
- 盆栽は水はけの良い硬質の赤玉土を主体にした用土で植えられています。水を与えすぎて根腐れして枯れるということはありません。初心者の方は特に、水やりはやりすぎほど意識して与えると盆栽を枯らすということがなくなるでしょう。
- 盆栽は手のかかる子ですが、やっぱりその分とても愛着がわき、かわいくてなくてはならない存在になります。まだまだしなくてはならないことも色々ありますがまずは初めの一歩を踏み出して頑張りましょう。