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  • 8月の盆栽管理
  • 百日紅、トキワシノブ、もみじ、シダ類
  • 見頃
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8月の盆栽育て方
7月におこなった暑さ対策は万全ですか?盆栽が元気がない、葉っぱがよく落ちる。葉が焼けているといった状態ですと、水が足りないと思われます。水やりの回数を増やす、置き場所を半日蔭などに移す、遮光をするなど、しっかりと対策してください。
置き場所
半日陰で西日の当らない場所が望ましいですが、無理な場合は日除け対策をしてください。日中の暑さで樹が弱っているところに西日が当たると更に弱ってしまします。日除けはよしずや、すだれでも代用できます。室内で鑑賞される場合はクーラーの当らない場所に置いてください。とても乾燥してしまします。いつもお伝えいたしますが、室外機は盆栽の敵です。室外機の風がベランダに充満している場合は熱風の中に置かないよう高い場所に置いてください。

■季節ごとの盆栽の管理(夏の管理をご覧ください)→→
水やり
1日中、日のあたる場所に置いている場合は乾燥が早く、この時期は小さい鉢の盆栽だと水を3回あげなければならないです。1日中ではなく、半日程度の日の当たる場所があれば水やりも楽になります。2回、3回とお水をあげられない方は置き場所を変えてみるといいですね。乾きがよくわからない場合は多めにあげてください。土の水はけがよければ、水の与え過ぎで枯れることはありませんのでご安心を。
また、室内で鑑賞している時の水やりは土の乾燥を確認して、お水をあげたらしっかり水を切ってから置いてください。受け皿を使う場合は受け皿に水を貯めないようにしてください。根が呼吸できなくなります。また、受け皿に貯めたお水はお部屋が暑いとお湯になりますので樹が枯れてしまいますので、水を貯める水やりはしないでください。
鉢の表面が少し湿っていても底から乾燥している場合もあるので、とにかく盆栽の土の乾きや葉の状態をよく見て水やりのタイミングを知っていくことです。
お盆に帰省や旅行などで不在になる時には、どうやって水やりを工夫をすれば・・・・下記にてご確認くださいませ。

■不在で盆栽に水を与えられないときでも枯らさない方法→→
肥料
真夏は基本的にお休みします。 ちょっと弱ってしまったと思ったときは 固形の肥料ではなく、活力剤を 与えてください。 先月に与えた固形肥料が鉢に残っている場合は 取り除いてください。
消毒
予防のために定期的に散布すると良いですが、害虫を見つけた場合は即散布してください。

樹種別の作業
【五葉松】早ければ今月末あたりから前々年の葉が茶色くなってきます。ついてない場合もございますが残っていたものは不要な葉ですので落としてください。

【もみじ】うどんこ病になりやすので消毒はオススメします。あまり日当たりのよいところに置くと葉焼けすることがございます。日差しが強い場所に置かれている場合は、半日陰に移してあげてください。

【長寿梅】伸びた枝を剪定します。用が終わって黄色くなった葉は取り除きます。また、水分の蒸発を抑えるために葉を落とす場合もございます。その場合は水が足りていないので、水を多めにあげてください。

【桜】 花芽ができる時期ですのでしっかり水やりをしてください。水切れを起こすと花芽がつかなくなることがあるので特に気をつけましょう。この時期の剪定は、花芽を切ってしまう可能性がございますので、不要な枝以外は剪定はしない方がよいでしょう。
【藤】】伸びている不要なツタは切ります。花芽ができる時期なので剪定は控えましょう。