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世界盆栽大会

世界盆栽大会(WBC)とは

世界の盆栽愛好家達が集まるビッグイベントです。プロ・アマ問わず、世界中の盆栽好きが情報交換や友好を深めるために一同に介します。盆栽文化の世界中へのさらなる普及やお互いのスキル、技術の向上を目的として熱いイベントが繰り広げられます。もちろん参加は盆栽愛好家だけでなく、誰でも参加できるのですが、少しでも盆栽に興味があればとても楽しいイベントです。

第一回大会は1989年に日本盆栽協会主催で開催されました。当時のスローガンは「盆栽の心で築く世界の平和」でした。。
この東洋初となる大規模な国際イベントが開かれたのは埼玉県大宮市(現・さいたま市)で、それにあわせて世界盆栽友好連盟(WBFF)が発足したのです。

日本での開催は盆栽の故郷ということもあり、世界から注目され,大会登録者数は31カ国から733人、日本国内からも504人、あわせて1237人にもなりました。

加藤三郎氏がエゾ松の寄せ植え、竹山浩氏がヒメシャラの寄せ植えを、木村正彦氏が赤松文人木、福田次郎氏がカエデ株立ちをデモンストレーションするなど、当時の日本を代表する14人の作家が日本の誇るべき技術を披露し、世界中から喝采を浴びました。

盆栽ワークショップなどの楽しいイベントも開かれ、日本盆栽協会認定の盆栽作家が40人参加し、多くのファンを楽しませました。その他にも多彩なプログラムが用意され、熱気に満ちた4日間となり大会は大成功に終わりました。

第一回大会が開かれた1989年以降、世界盆栽大会は7回行われており、以下で開催されています。

1993年/第2回大会―アメリカ・オーランド
1997年/第3回大会―韓国・ソウル
2001年/第4回大会―ドイツ・ミュンヘン
2005年/第5回大会―アメリカ・ワシントンD.C.
2009年/第6回大会―プエルトリコ・サンフアン
2013年/第7回大会―中国・ジンタン

そしてついに2017年、第8回大会が28年ぶりに再び日本・さいたまで開催されることが決まりました。

世界盆栽友好連盟(WBFF)とは

1980年に「盆栽文化の国際的な組織づくり」をテーマに開催された世界盆栽会議で世界盆栽連盟(仮称)を設立することが満場一致で決議され、のちに世界盆栽友好連盟として発足した。

世界盆栽友好連盟の理念は
―多くの人々を感動させる生きた芸術である盆栽を世界中に普及させる
―盆栽に関する知識、技術や情報を世界の国々で交換し、お互いを高め合う中で友好親善を促進する
―4年ごとに世界盆栽大会を開催し、世界の盆栽愛好家の交流と盆栽の普及を図る
(公式サイトより引用)