- 梅
- バラ科
- 1月から2月の花
- カテゴリー:花の咲く盆栽
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- 花つきがよく強健な樹種なので、初心者の方にもおすすめです。暑さ・寒さにも強く、代表的な新春を祝う花物盆栽です。夏場に葉が丸まることがありますが、梅の性質によるもので問題ありません。白梅、紅梅、野梅と種類が多くありますが、基本的な梅の管理は同じになります。
梅の基本の育て方
置き場所
春-秋は、日当たりよく風通しの良い所。冬は風、霜よけのある日だまりが適しています。
室内での鑑賞期間の目安は、春から秋は、2-3日、冬は1週間。
極度の乾燥を防ぐため、冷暖房の風が直接当たらないようにします。
水やり
水を好むので、乾くたび十分に潅水する。特に蕾から開花までは水切れしないように注意してください。目安として春秋は1日1回、冬は3日に1回、真夏は2回です。
梅ギャラリー
梅のお手入れ 年間作業
肥料
有機性の肥料(油かす等)を年3回程度(4、5、9月)液肥でもOK。特に春の肥料はしっかりと与えてください。秋は少なめにします。
病害虫
4月のアブラムシと梅雨時の黒星病には注意が必要です。
剪定
花後に葉の芽を枝元の1つ2つ残して切り落とします。枝が伸びすぎると花芽がつかなくなるので、伸びた枝は梅雨時にカットします。3?4月頃に行います。
元気な梅は葉がどんどん生い茂ってきますので、4月から6月には、芽摘み、葉刈りを行います。7月から8月には花芽が作られる時期になりますので、剪定は控えましょう。
夏の葉の状態
梅は梅雨を過ぎたあたりから葉がくるくると丸まってきます。花芽ができてくると葉がそのような状態になります。来年の花を咲かせる準備が順調にすすんでいるサインです。しおれているわけではありませんのでご安心ください。
植替え
2-3年に1回、2月中旬-3月中旬。開花中のものは花後すぐに、水はけが悪くなったら秋ごろに植え替えます。その時期を逃すと2月中旬にします。用土は赤玉土を使用するとよいでしょう。