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鹿児島の盆栽はコレ!
鹿児島県の県木県花はミヤマキリシマとカイコウズ
鹿児島の花 <ミヤマキリシマ>
- ミヤマキリシマ(ツツジ科)は鹿児島県の県花です。
霧島山には新燃岳から大浪池まで一帯にミヤマキリシマが咲き乱れています。開花時期は5月中旬から6月中旬。花の色は紫紅色のものが多いですが、中には桃色のものもあります。
大きさは2cm程度で小さく可愛らしい印象です。霧島山では山麓から頂上に向かって波が広がるように開花が進んでいきます。その自然美は人々の心を奪うのに十分な風景といっていいでしょう。ミヤマキリシマが開花する時期には毎年4万人を超える人々が霧島山で登山を楽しんでいます。
ミヤマキリシマは霧島山以外にも雲仙岳や阿蘇山にも植生しています。もともとヤマツツジが火山の環境に適応して出来た品種がミヤマキリシマなのだそうです。
高さはどれも50cm程度しかありませんが、枝が密生して横方向に広がる特徴があります。上空から見ると桃色が引き詰められたように見えるのは、1株から咲き誇る花が多いためでしょう。霧島山にはミヤマキリシマの老木も多く生えています。
鹿児島の木 <カイコウズ>
- カイコウズ(マメ科)は鹿児島県の県木であり、別名アメリカデイゴとも呼ばれています。
もとはブラジル生まれの植物で、江戸時代に日本にやってきました。ブラジルではエリスリナという名がついており、その語源はギリシャ語で「赤い」という意味を持つエリスロスから来ているそうです。
カイコウズは6月-9月に5cm程の真っ赤な花を咲かせます。花は房状で、雄しべが長く飛び出ているのが特徴です。はっきりとした色彩はいかにも南国の雰囲気を醸し出しており、鹿児島県の風景には欠かせない存在となっていると言っていいでしょう。
カイコウズは落葉低木で、背丈は高いもので6mにまで成長します。暑さには強いですが、寒さには弱いです。そのため関東より北で栽培することは難しいでしょう。
カイコウズは鹿児島市内で多く見られますが、種子島などでも栽培されています。鹿児島県の自然といえば桜島が有名ですが、情熱的な色彩を放つカイコウズも負けず劣らずの魅力を兼ね備えているのです。
- 鹿児島県の県民性を知っていますか?
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