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広島県の県木県花はモミジとモミジ

広島の花    <モミジ>

  • モミジ(紅葉、カエデ科)は広島県の県木でもあり、県花でもあります。

    広島県には宮島を初めとし、三段峡、竜頭峡、帝釈峡など、モミジの名所が数多く存在し、特に安芸の宮島は日本三景の一つに数えられています。

    毎年紅葉の時期になると日本中、世界中の人々が鑑賞に訪れる名所です。県下のモミジは種類も豊富で、中国山脈から瀬戸内海の島々まで美しい葉を広げています。

    もとから自然にめぐまれた土地であることも、紅葉をより一層際立たせた一つの要因でしょう。事実、モミジが有名な場所は新緑の名所にもなっています。宮島には弥山の原始林があり、三段峡には若葉が栄える峡谷が存在しているのです。

    切れ込みのある葉が特徴的で、秋になると赤や黄色に姿を変えるモミジ。その歴史は奈良時代まで遡り、古くから日本人の心を惹き付けていたようです。

    百人一首の中でモミジの名を見つけたことがある人は多いのではないでしょうか。江戸時代以降、300種類以上の園芸品種が存在しています。明治時代になってからは、海外への輸出もはじまったそうです。

    平成になった今でも秋になると多くの人がモミジ狩りに出かけ、押し花等にして色味を楽しんでいます。しかしその色の変化の理由はあまり人々に知られていません。

    秋になると日光が弱まると同時に気温が低くなり、そのせいで葉っぱから枝に向かって養分が流れにくくなるために色が緑から赤や黄色に変化するのだそうです。

    日中と夜間の温度差が大きい程、真っ赤なモミジを鑑賞することができると言われています。

広島の木    <モミジ>

  • モミジは広島県のシンボルとして県旗にも沿えられています。このことからも広島県の人々がどれだけモミジを愛しているかが伺えるでしょう。

    有名なお菓子であるもみじ焼きも、その可愛らしい見た目とあんこの甘さで全国各地にファンを作っています。

    観光資源としての役目もさることながら、広島県の人びととモミジの間にはそれ以上に深いむすびつきが根付いているといっても過言ではありません。
  • もみじ
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