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鳥取の盆栽はコレ!
鳥取県の県木県花は二十世紀ナシとダイセンキャラボク
鳥取の花 <二十世紀ナシ>
- 二十世紀ナシ(バラ科)は鳥取県の県花であり、日本でも最も有名な青ナシといっても過言ではありません。
明治時代に苗木が発見されてて以降、鳥取県が誇る特産物となりました。生産高は全国のほぼ50%です。
二十世紀ナシは薄緑色で形も色も美しく、食べると甘い果汁が口の中で溢れ出します。従来のナシよりも皮が薄くて柔らかいため、子どもやお年寄りにも食べやすいでしょう。
見た目の美しさから「水晶ナシ」や「果物の芸術品」などとも言われています。あまり知られていませんが、アジアを中心にアメリカやヨーロッパの国々にも輸出されているのです。
二十世紀ナシの花が咲くのは4月中旬頃です。鳥取県内では各地で栽培が行われているため、花が咲く時期になるとかわいらしい白い花が山や野、谷を埋め尽くします。
もともとは19世紀末に「20世紀を担う代表品種になるだろう」という思いから命名された二十世紀ナシですが、二十一世紀になった現在もその美味しさと美しさは健在です。
鳥取の木 <ダイセンキャラボク>
- ダイセンキャラボク(イチイ科)は鳥取県が誇る大山の山頂部に群生しており、鳥取県の県木に指定されています。
大山の八合目にあたりには純林で、樹齢は600年にもなるそうです。イチイ科の変種で、木の高さは50cm-2m。常緑針葉低木のため1年中枝の先から鮮やかな緑色の葉を覗かせています。
花は5月頃に咲き、ほのかに甘い赤い実をつけるのは秋頃です。ダイセンキャラボクは非常に珍しく、野生のものは大山と兵庫県氷の山にしか生えていません。そのため国指定の天然記念物に指定されています。
木の幹は根元から枝が分かれており、直立ではなく斜めに生えていきます。曲がりくねって四方八方に伸びていく様は独特です。
またダイセンキャラボクは冬の大山を耐えぬく高山植物でもあり、そのたくましさは鳥取県の人々の県民性に重なるところがあるといっていいでしょう。
冬に日本海側から吹き付ける風はダイセンキャラボクを傷つけますが、時には霧氷で枝を芸術的に包み込みます。
- 鳥取県の県民性を知っていますか?
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