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兵庫の盆栽はコレ!
兵庫県の県木県花はノジギクとクスノキ
兵庫の花 <ノジギク>
- ノジギク(野路菊、キク科キク属)は兵庫県の至る所に群生しており、県花として多くの人々に親しまれています。
開花時期は、毎年10月下旬から11月。草丈は50cm程で、通常は舌状花の白い花を咲かせますが、時折黄色の花を咲かせることもあります。葉は卵形をしておりどちらかと言えば厚めといっていいでしょう。
裏面は毛が密生しているために白っぽい色をしています。
日本固有種で、現在も兵庫県を始め、それより以西の本州、四国、九州に植生しています。明治20年の秋に牧野富太郎博士が高知県下で発見したのが最初なのだそうです。
その後、兵庫県の六甲山麓や加古川市宝殿付近、高砂市曽根、大塩地方の塩田地帯などでノジギクの大群衆が発見され、兵庫県の県花に選ばれました。
群生するノジギクの美しさには定評が在り、特に姫路市東南部の海岸に群生しているノジギクは現在も広く知られています。毎年開花の時期が訪れると多くの観光客で賑わうことで有名です。
兵庫の木 <クスノキ>
- クスノキ(楠・樟、クスノキ科クスノキ属)は兵庫県の県木に指定されており、古くから馴染み深い存在として人々に愛されています。
今も昔も景勝の地として知られる兵庫の風景を彩り、人々を魅了し続けているのです。県民が敬愛する湊川神社の楠木正成公とゆかりがあることでも知られています。
長寿な常緑高木であるクスノキは巨樹になることも珍しくなく、幹の周囲が10mを越えるものも多く存在します。
青々とした葉の寿命は1年と言われており、ちぎると匂う樟脳の香りは防虫や鎮痛の効能があることでも有名です。
クスノキで作られた家具が重宝されるのも、その高い防虫効果と木肌の耐湿・耐久性の強さ故でしょう。またクスノキは5月頃に黄緑色の小さな花を咲かせ、秋には直径8mm程の黒い果実を実らせます。
寿命を終えた葉は赤紫色に染まり落葉し、また橙黄色の若葉をつけ次第に深緑色に移ろっていくその様は、兵庫県の風景に趣深さを与えているといっていいでしょう。
威厳さを醸し出す大樹の老楠は、太陽が注ぐ輝かし光の中でも、闇夜の月が照らす儚げな光の中でも、その魅力で人々の心を強く惹き付けています。
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