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北海道県の県木県花はスズランとエゾマツ

北海道の花    <スズラン>

  • 北海道といえば雪、札幌祭りの壮大さは見るものを圧倒しますが、北海道の花のシンボルといえば寒い地方に広く群生するスズランです。

    樽前や十勝高原などがスズランの里として有名で、5月から6月のはじめて咲く花は、北海道の美しい雪景色に勝るとも劣らない景色として名物にもなっています。

    北海道の冬の終わりは本州より遅いですので、ちょうどスズランが咲く季節に、小さい花がそよそよと風に揺れる姿を見て春の訪れを感じ、道民にとっては誇り高き故郷の花として愛されています。

北海道の木    <エゾマツ>

  • 木のシンボルはエゾマツです。本州では馴染みのない松ですが、北海道以北に多い常緑の大高木で、樹齢を重ねた木は高さが40メートル、幹の太さは直径1メートルにもおよびます。

    幹肌が黒いことからクロエゾマツとも呼ばれており、北海道が蝦夷と呼ばれていた時代から北海道の代表的な松として、エゾマツの名前がつけられたようです。

    エゾマツの特徴ですが、素材として柔らかく、密集した繊維、白く脂分がすくないので、紙やパルプの材料にもなっています。

    エゾマツの種類の中で幹の赤いものもあり、アカエゾと呼ばれるものがありますが、これらの松を総称してエゾマツと呼ばれ北海道の風景を彩る、県の象徴として道民にスズランと同じく愛されています。
  • エゾマツ
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