盆栽の水やりの方法はひとつではない話
2014年1月26日

投稿者:速水秀樹

前回は水やりの考え方のお話でした。

前回の水やりが基本になりますが、実は盆栽の水やりにはいろいろなやり方があります。

今回はおぼえておきたい水やりのお話です。

今の時期からですと、梅やボケ、長寿梅が咲き、続いて桜など春に向けて花を咲かせます。

サクラのお花見の季節を思い出してほしいのですが、
満開になったので週末に花見に行こうとワクワクしていたら、
前日に雨が降ってサクラが散ってしまったなんてことはよくありますね。

そうです。花は雨や風に弱いのです。
街路樹よりもっと小さい盆栽ならなおさら雨風の影響を受けてしまいます。

雨や風の当たらないところに置いてるから大丈夫!

そうですね。でも水やりしてますよね。

普段の水やりでもやっぱり勢い良いと花が散ってしまいます。
繊細なところも盆栽の魅力なんですが、でも
やっぱり長く楽しみたい!

上から勢い良くかけてはいないと思いますが、
お花に当たらないように水をかけにくいんです。

そこで便利なのがこの方法です。

「どぶ漬け」

タイトルで想像ついたと思うんですが、
水を入れたバケツやたらいに盆栽をドボンとしずめます。

どぶ漬け

どぶ漬け

気泡が出なくなったらOKです。

水からあげてください。

これを2~3回繰り返すと十分です。

すこし面倒くさいですが、
お花を長く楽しめます。


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