
こんにちわ。
梅雨入りしましたね。
早々と梅雨の時期になってしまいましたね。
今年は長梅雨だそうですが夏もまた一段と暑いとか。
地球の機嫌を損ねたのは我々人間でしょうか。
などと小難しいこと言ったりしてみて、
梅雨だからでしょうか(笑
さて、まいりましょう。
六月のお手入れ(基本)
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病気や害虫が多発する6月。
病害虫が発生してからでは治りにくいため、
予防のために殺菌、殺虫剤を定期的に散布しておきます。
また、殺虫剤は同じものを使用していると害虫に耐性がついて、
効かなくなるので数種類をローテーションして使用するのがよいでしょう。
【置き場所】
日差しがとてもきつくなってきました。
日差しがきつくなるということは、乾燥が早くなるということです。
一日中太陽の当たるような場所に置いていると
小さい鉢の盆栽だと一日に何回も水やりをしなければいけなくなります。
植物的には1日三時間も太陽を浴びれば大丈夫ですので
日当たりの具合や乾燥が遅い置き場所を探して工夫してください。
もみじ等の雑木類は強い日差しで、
植物中の水分が蒸発して葉が枯れた状態になります。
これを葉焼けといいます。
もみじに限らずベランダに置いている場合は
地面に直接置かないようにしてください。
鉢がとても暑くなり、根が蒸れてしまいます。
日差しの強い午後の時間帯の光(西日)が
よく当たる場所に置いている場合は昼から移動させるか、
置き場所を移すか、もしくは遮光ネット(50%遮光)で日を遮ります。
遮光ネットはとても便利なんです。
盆栽の日除けと共に、お部屋の温度の上昇を
押さえてくれます。
今年は冷夏、とはいえ西日本はあまり関係のないお話だそうで。
それに、夏は冷夏でも暑いですよ。
節電をしながら盆栽も日除けしてあげましょう。
【水やり】
この時期はよく乾燥します。
1日2回を目安に水を与えてください。
乾燥すると虫が発生するチャンスが増えます。
予防するには葉にも水をかけてあげてください。
薬を散布してないときには特に葉水は大切です。
この時期からは土の乾燥が乾燥しきってしまうことが
あります。
乾燥が早い置き場であれば
いつもの量の倍は与えて
土の中まで染みこませてあげましょう。
雨が降っているからと気を抜かずに湿っているのが
表面だけか、中まで浸透しているかは
確認してください。
中まで浸透しているかを見分けるコツ・・・
普段から鉢を持ち上げてみてください。
水を与える前、与えてからの重さを知れば
わかってきますよ。
水不足は枯れてしまう原因No.1です。
今大丈夫だったとしても弱ってしまって後ほど
枯れることもあります。
水やり名人になってくださいね。
鉢を持っただけで、「水やりできてるから大丈夫」
なんて言えたらカッコいいですよ~(笑)
【肥料】
先月までちゃんと置いていたなら今月は控えめに置くか
置かなくてもいいです。
先月置いていなければ少なめで置いてください。
長雨が続いたら肥料は取り除きます。
置き肥は水に溶けて浸透するタイプですので、
毎日雨が降る状態ですと肥料過多になってしまい
樹とっては良くない状態になります。
そのかわり、2週間に一度、
液肥を与えるとよいでしょう。
【消毒】
先月に続きアブラムシが新芽を狙ってやってきます。
見つけたらすぐに駆除です。
消毒のワンポイントアドバイスです。
まずは理解してください。。。。
あなたは虫です。
雨が降ったらどこに隠れるでしょう?
正解は、葉の裏
ということは、消毒はどこを中心にするか
お分かりですね。
消毒をする際はマスクなど忘れずに。
★樹種別のお手入れ
【五葉松】 芽摘みを行います
【もみじ】 部分葉刈り、全部葉刈りをします
【長寿梅】 花が終わった後の次の樹づくり、
枝づくりのために剪定します。
枝は枝元から3芽を残してカットします。
幹や枝を太くしたい場合は剪定せずに伸ばします。
気が伸びていく過程で枝や幹が太くなっていきます。
樹を太らせたいのか枝を増やしたいのか
どちらを選択したいのかで剪定するかしないかを決めてください。
【黒松】 芽切りを行います。
新芽を根元からはさみで切ってください。
秋には二番芽が成長するのでご安心を。
【桜】新葉が放置するとどんどん伸びていきます。
放置するとその伸びた枝の先端に花芽をつけるので、
間延びした樹形になってしまいます。
枝を選定してコンパクトにすることで、
枝元近くに花芽をつけて、開花したときにまとまった満開を楽しめます。
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