一杯いかが?
2014年5月13日

投稿者:高村雅子

昨日は水やりがお休みの地域が
多かったようですね。

天からの自動水やりです。
この水やり、長時間なら抜群なんですが
ちょっとだけならコップ一杯くらいで
収まってしまっていることがあります。

そこで、先週末の水やりのお話の続きです。

水やりをコップ一杯でたくさんあげたつもり
ではないですか?

小さい鉢であろうとも、
コップ一杯では先に土が吸ってしまって
根が「あれ水は?」って言ってます(笑)

それに、土全体にまだ行き渡ってないかも
しれません。

表面、上部の土は特に乾燥します。
見た目、潤っていそうでも下まで届いて
いないってことがよくあるんです。

それが、最初によくありがちな、
毎日水をあげてるのに。。。となります。

水をたっぷりとは鉢底から流れ出るほど。

想像してください。

水を貯めたバケツに鉢ごとどっぷりとつけて
ブクブクと泡がでて、その泡がなくなった
後の状態、このくらい水が鉢の中を通ると
満タン完了です!

このくらい、一回で必要です。

夏に向かってとくにこのくらいを想像して
水をあげないと、とても足りているとならないのです。

お分かりいただけたでしょうか?

水やりが簡単ではあるものの、
とても大切でちゃんと理解をしないと、
枯らせてしまう原因ナンバーワンになるわけです。

水がどれだけ浸透したか見えないですが、
樹の状態を毎日確認して
水が足りている時の葉の様子と
足りないときの葉の様子を確実に
わかるようにしていれば水やりで失敗は
なくなります。

そして、働いている方は朝の一回しか
与えられない、帰るのが夜遅く二回の
水やりができない、そんな方は

半日陰ができるところに場所を確保して
ください。

夏の日中ずっと日当たりがいいところだと
必ず水は足りません。

日陰がない!とおっしゃる方に。
簡単な方法は・・・
ヨシズやすだれで陰を作ってあげてください。

日のあたり具合を考えて昼から陰になるように
おけば大丈夫です。

夏の葉焼けなども防ぐこともできます。

紅葉を楽しみにしている方は要注意です。
葉焼けをするときれいな紅葉が見られなく
なりますよ。

暑い日が多くなってきましたので
盆栽の水やりももちろんですが、
あなた自身の水分補給も忘れずに。

口に泡がついてます!

くいーっと一杯のものは水分補給じゃ
ないですよ~(笑)


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