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だんだんと暖かくなってきました。南の方では桜が開花したようです。
気温が高まってくると眠っていた樹も活動をはじめ、新芽が動き出しますので水やりも毎日しないといけません。
まだ冬の感覚でいると水切れして芽吹く前に枯らせてしまいますので注意が必要です。
春は意外と天気が不安定で梅雨についで雨の多い季節だったりします。
暖かくてジメジメする環境になりやすいので、病害虫の活動が活発にならないように置き場所や薬剤で対策が必要になってきます。
そしてこれから新しい枝や葉がぐんぐん伸びだしてきます。
伸びすぎた枝をカットした時はその枝から新しい盆栽をつくることができます。
ポットや鉢を用意して土を入れたら、カットした枝を挿して水やりをしているとやがて根が出て新しい樹として成長します。
これは挿木という植物の繁殖法のひとつなのですが、木や条件によっては根がでずそのまま枯れてしまうこともよくあります。
ワンポイントアドバイスですが、
根が発根しやすいように、挿す方向の枝をカッターで樹皮を削ると良いです。
挿す枝に葉がいっぱいついていると水分が早く蒸発してしまいますので葉っぱを半分ほど切るのも効果的です。
比較的やりやすいのは長寿梅やもみじ、バラなどです。
とても楽しい作業ですので一度はチャレンジしてみてください。
きっと出来るまでチャレンジすることになると思います(笑